Webサイトを作成するために使用されるプログラミング言語はいくつかあり、それぞれに特徴や得意分野があります。
以下に、Webサイト開発に広く使用されている主要なプログラミング言語を紹介します。
フロントエンド(クライアントサイド)言語
- HTML(HyperText Markup Language):
- 概要: Webページの構造を定義するためのマークアップ言語。コンテンツの配置や見出し、段落、画像、リンクなどを記述します。
- 使用例: すべてのWebページで使用されます。
- CSS(Cascading Style Sheets):
- 概要: Webページのスタイルやレイアウトを定義するためのスタイルシート言語。フォント、色、余白、レイアウトなどのデザイン要素を設定します。
- 使用例: Webページのデザインやレイアウトのカスタマイズに使用されます。
- JavaScript:
- 概要: Webページに動的な機能を追加するためのスクリプト言語。ユーザーインタラクション、アニメーション、フォームの検証などを実装します。
- 使用例: インタラクティブなWebページ、アプリケーションのクライアントサイドロジック。
一般的にこの3つの言語をマスターすればwebサイトは作れる。
バックエンドというのはサーバーを運営するために必要なプログラミングになる。
レンタルサーバーを借りて運営するなら知らなくても大丈夫
バックエンド(サーバーサイド)言語
- PHP:
- 概要: サーバーサイドスクリプト言語。動的なWebページを生成するために使用されます。
- 使用例: WordPress、Drupal、JoomlaなどのCMS。
- Python:
- 概要: 多用途のプログラミング言語。Web開発ではDjangoやFlaskフレームワークを使用してサーバーサイドロジックを実装します。
- 使用例: Django(Webフレームワーク)、Flask(軽量Webフレームワーク)。
- Ruby:
- 概要: シンプルで直感的なオブジェクト指向プログラミング言語。Ruby on Railsフレームワークを使用してWebアプリケーションを開発します。
- 使用例: Ruby on Rails(Webフレームワーク)。
- Java:
- 概要: オブジェクト指向プログラミング言語。サーバーサイド開発ではSpringフレームワークなどを使用します。
- 使用例: Spring(Webフレームワーク)、JavaServer Pages(JSP)。
- JavaScript(Node.js):
- 概要: サーバーサイドでも使用可能なJavaScriptの実行環境。非同期I/Oをサポートし、高性能なサーバーアプリケーションを開発できます。
- 使用例: Express.js(Webフレームワーク)、Meteor(フルスタックフレームワーク)。
- C#:
- 概要: Microsoftが開発したオブジェクト指向プログラミング言語。ASP.NETを使用してWebアプリケーションを開発します。
- 使用例: ASP.NET(Webフレームワーク)。
- Go:
- 概要: Googleが開発したシンプルで効率的なプログラミング言語。高い並行処理能力を持ち、スケーラブルなWebサーバーを構築できます。
- 使用例: Gin(Webフレームワーク)、Echo(Webフレームワーク)。
- Kotlin:
- 概要: JetBrainsが開発したモダンなプログラミング言語。JVM上で動作し、Springフレームワークを使用してWebアプリケーションを開発できます。
- 使用例: Ktor(Webフレームワーク)、Spring(Webフレームワーク)。
データベース
Webアプリケーションのバックエンドでは、データを保存・管理するためにデータベースも使用されます。以下は一般的なデータベースの例です。
- MySQL / MariaDB:
- 概要: オープンソースのリレーショナルデータベース管理システム。
- PostgreSQL:
- 概要: 高度な機能を持つオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム。
- SQLite:
- 概要: 組み込み型の軽量リレーショナルデータベース管理システム。
- MongoDB:
- 概要: NoSQLデータベース。ドキュメント指向で高い柔軟性を持つ。
- Redis:
- 概要: インメモリデータベース。高速なデータアクセスが可能。
これらの言語とデータベースを組み合わせることで、フルスタックのWebアプリケーションを構築することができます。
各言語やフレームワークにはそれぞれの強みと用途があり、プロジェクトの要件に応じて適切なものを選択することが重要です。
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